信楽焼のなかの信楽焼といえば、赤松の薪で焼く、土味たっぷりの焼締めのうつわです。
藤本さんのぐい呑みを購入いただいたお客様から、木箱のリクエスト。
木箱は、別注文で、通常は、10日ほど時間を頂いて、その都度あつらえてもらっています。
箱に入ると、益々かっこいいですね~
さて、藤本さんの陶房へ行くには、なかなか緊張する季節です。
松茸山に指定されているので、うかうか歩いていると、怒られるそう。
マツタケ、あるのかなぁー
でも、昨日は、人より蛇がこわかった!!
いっぱい出たっ!
「トグロを巻いたやつには近寄らんように」
と言われていたので、ぐるぐる巻いたやつに出くわしたときは、飛んで逃げました。。。!!
で、陶房につくと、藤本さんとお弟子さん、作業中。
少し前に窯焚きされたそうで、その時出てきた作品達の撥水加工中。
花器には、シリコンを流しいれ、水止め。
食器類は、昔ながらの方法で加工されています。
大なべに、お米ともち米をドロドロゆるゆるのお粥状にして、その中へ器をドボン。
沸騰する直前の90度ほどの温度で30分、煮るそうです。
だから、器たちは、手にしたその日から、すぐに使っていただけますよ。
私はたくさん並んでいる新しい作品を品定め~
大好きな時間です。
素敵な作品を、、またいつものごとく、ほんのちょっとですが、選んできました。
明日、アップできるかな。
ところで、焼締めのうつわ、食洗器を使ってもいいんでしょうか?
藤本さんの答えは、
「自分が使ったことないから、自信をもって、大丈夫とは言えヘン。
なーんか、あかんような気がするなぁ」
「なんでです?」
「汚れた水を回して洗うんやろ?汚れがついてしまいそうや」
「ふーむ。では、しばらく使い続けてみます」
ということになりました。
私は、今のところ、「綺麗になってる」と思うのですが、どうでしょうねー。