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登り窯でのExhibition

信楽の街には、窯がいっぱい点在しています。
なかでも、登り窯は、その殆どは現在では使われていないこともあり、
ノスタルジックな雰囲気をプンプンさせていて、古い歴史を感じ、しびれるとともに
ものすごく珍しいものを見ているような気分になります。
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これは、以前は火鉢などを焼いていた丸由製陶さんに残る大きな登り窯。

今月21日まで、こちらを会場に、小さな展示会が催されています。

ノルウェーから陶芸の森に短期研修に来ている Marita Isobel Solbergさんが
不思議な世界を表現しています。
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登り窯でのExhibition_d0125208_9255429.jpg

思わず、
「どんなメッセージを吹き込んだものなの?」
と聞いてみた、オブジェたち。
「新しいIDが生まれる過程を表現した」
との答え。アイディと発音されていたんだけど、Ideaのことなのかな?
ヨーロッパのアクセントは、私には難しいーーー
でも、ま、何かが生まれ、それが育ち、また新しい多くのものを生み出す過程、
という理解をして見ていく。。
「この表情も、あなたの表現する誕生の意味なの?」
「そう。新たな創造は、痛みや迷い、希望、いろいろなものが絡み合う」
ふむふむ。
でも、生まれたものは輝いている、、、そんな意味なのかな。

登り窯の中にも展示が。
入り口には、赤いセミの抜け殻。
登り窯でのExhibition_d0125208_926692.jpg

こちらは粘土で作られたものではなく、森で採集したものを赤くスプレーしたそう。
中には、不完全な形のカブトムシたちと、カブトムシのお腹のオブジェが
不思議な配列で並んでいました。
「生と死」
を中心に何か神話?哲学?のストーリーがありましたが、理解できず。。
登り窯でのExhibition_d0125208_9252722.jpg

超個性的ないでたちのMaritaさん。
3ヶ月の研修を終え、来週帰国するそう。
でも、信楽大好きなので、ぜったいまた来る。
今度は家を買いたい、と^^ See you soon!
by mikasselection | 2007-10-19 09:46 | 荒木義隆